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現役医学部留学のインタビュー

Study in Brno was very difficult, but it was the best decision of my life

「ブルノで学ぶことは、私の人生の中でも最も困難だったが、最高の決断だった。」

医学を学ぶと、『友人や趣味を持つ時間がない』とよく言われる。だが、それは真実ではない。

アブドラ・アルヤミ、21歳のサウジアラビアからの学生は、ブルノで留学の夢を果たした。2014年の夏にマサリク大学医学部の1年生を修了し、現在は2年生。

彼の親戚には医者はいなかったが、医者になることが子供の頃からの夢だった。彼は20歳の時に留学することを決断し、世界への第一歩を踏み出した。そこで医学を勉強したい外国人のための準備プログラムに参加した。「私は準備コースを経た後、マサリク大学医学部に入学することを決めた。ブルノで勉強することは困難を伴うと思ったが、私の人生の中で最高の決断だった。」と彼は笑顔で話す。

 

「海外で勉強することは、多くの点で困難がある。私がここで学んだ最も重要なことは、時間をコントロールすること。『医学を学ぶと、友人や趣味を持つ時間がない』と言われるが、それは真実ではない。自分で決めたルールと時間をコントロールする能力をもつことが必要だと思う。」とアブドラは医学部入学前に良く耳にする噂を否定した。

海外で学ぶということは、自分の考えを持つということ。彼によると、留学先で人と出会っていく中で、外国の文化を知るだけでなく、まずは自分自身を知ることから始めなくてはいけない。「海外で学ぶことは、人を変える。日常の一つ一つの出来事を自分自身で考え、生活しなければならなかった」とアブドラフは言う。

 

マサリク大学は、ヨーロッパのスラブの巨人に値すると考えられている。マサリク大学は最高の施設を持つ大学の一つだ。「私は、大学を選択する前にすべての施設を見てまわった。図書館、研究室、食堂や大学キャンパス、マサリク大学には私が必要とする全てが揃っていた。教師は、学生のやる気を引き出せる研究をすること、そこに力を入れている点も魅力的だった。実際、この教育体制があることで、1年生の1学期から高いモチベーションで勉強することができると感じた。」とアブドラは語る。

アブドラは、2014年9月から2年生へ進学、2015年2月中旬より後期の授業を受ける。「またいつか他の分野で勉強することを再び決断しなければならない状況になったとしても、私は確実にヨーロッパの他の都市でなく、ブルノを選ぶだろう。ブルノは美しく、フレンドリーで社交的な人々が多く、より良い学生生活ができると思うから。」と彼は微笑む。