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インフォメーション・システム

Information System (IS)

【マサリク大学開発のインフォメーション・システム】

マサリク大学で、インフォメーション・システムツールが導入された当初は、大学内の新しい取り組みということで混乱もありましたが、現在では、学生だけでなく、教授、職員を含む全ての関係者に利用されています。大学で活動する人にとっては、このシステムなしで生活できないほど、日々の活動に密接したシステムになっています。

「大学での学習や研究の効率性を、いかに高められるか考え始めた時、大学独自のインフォメーション・システム(IS)の導入を考えるようになりました。」とマサリク大学の情報科学学部コンピュータシステム部門の部長Michal Brandejsは振り返ります。「当時、大学独自にISを開発するということは前例がありませんでした。 しかし、大学の多様な専門性を活かし、学生が異なる学部で様々な分野の科目を学習することは、彼らの教育の幅を広げることができるようになります。そして、それを実現するためには、この情報システムの構築は必須でした。」

当時の大学リーダーJiří Zlatuškaを先頭に、ISプロジェクトは始動し、1999年3月にBrandejs教授の手により実用化が開始されました。その後、このテクノロジーは、世界評価を得ていくつもの賞を獲得し、このシステムは他大学でも利用されるようになっています。