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マサリク大学の注目ポイント

Special Feature in Masaryk University

「マサリク大学のどんなところが特別なのでしょうか? どんな大学自慢があるでしょうか?」マサリク大学の95回目の創立記念日を祝って行われた調査結果の中より、2つをピックアップしました。

【ボフニチェの大学キャンパス】

ボフニチェキャンパスの建設は10年前に始まり、一棟、一棟出来上がっていくにつれ、授業が段階的に開講されていきました。そして、2010年に新校舎が完成し、オープンイベントを機に、キャンパス全体が開校されました。

現在、医学部と、サイエンス部、スポーツ学部の学生が20棟以上の校舎で授業を受けています。ボフニチェキャンパスの建設は、中央ヨーロッパの高等教育でも最も大きな建設計画の1つと言われ、費用は50億CZKコロナ以上かかっています。(CZK=5円)

キャンパスには、中央ヨーロッパ科学技術研究所や実験室、生態生物学センター、環境化学物質研究所などのプロジェクト施設も設置されています。研究提携をしている大学の附属病院とも隣接し、医学生の研修や研究にも利用されています。

【メンデル博物館とメンデル講義】

ヨハン・グレガー・メンデルは遺伝の基本的法則を制定し、遺伝学の土台を作りました。現在、彼の人生と功績の記録はマサリク大学内のメンデル博物館(メンデルの仕事場があった古ブルノの聖アウグスチヌスの修道院内)に納められています。

メンデル博物館は、サイエンスの大衆化に焦点をあてており、一般市民や専門家のために講義を開くイベントも開催しています。MUでは、今年も生物学と考古学を体系的に学ぶステップ・バイ・ステップ・サイエンス・シリーズを継続しています。

メンデル博物館での講義は2003年に始まり、ノーベル賞受賞者を含む、細胞・分子生物学や遺伝学の分野で活躍している世界的な科学の著名人を講演者として迎えています。