マサリク大学は、約100年の歴史がありますが、チェコで、今もなお、進化を続けている現代的な大学です。今回は、そのマサリク大学の8つの魅力に迫ります。PART 1では、８つの魅力のうち４つを紹介していきます。

魅力１：理想的な規模。

小規模な大学というのは、落ち着いていて過ごしやすい雰囲気があるかもしれませんが、施設や質の点で、劣るかもしれません。一方で、大規模な大学というのは、常に人気があるかもしれませんが、巨大な施設で、道に迷いやすいような不便さがあるかもしれません。マサリク大学は、その中間にあり、両方の利点を持ち合わせています。９つの学部には、約３万人の学生がいて、どこか快適な雰囲気があり、友達がつくりやすく、学生会もあり、あらゆるところで協力し合える仲間がいると感じられる大学です。そして、マサリク大学は、大学独自の映画館や充実したスポーツ施設を備えられるほどの理想的な広さです。

魅力２：グローバルな環境。

毎年、マサリク大学では、約1,000人の交換留学生とさらに約1,500人の外国人留学生が、各国々から集まり長期留学をしており、外国人教員の数も増えてきています。そして、マサリク大学以外にも、勉強や仕事を目的として、外国からたくさんの人々が、ここブルノの街に来ています。そのような環境のなかで、常に、英語で意思疎通がとれますので、初めての環境で、孤独に感じる心配はありません。チェコ語だけではなく、英語で意思疎通ができるこのグローバルな環境で、チェコとチェコ人を理解できるだけではなく、他の国々からの人々のことも知ることができるでしょう。

魅力３：最新の施設。

マサリク大学の施設は、非常に近代的です。近年、市内中心部の歴史的建造物の再建と、新しい建物の建設に大きな投資が行われてきました。ボフニツェキャンパスには、最新の科学機器や学生向けの快適な施設があります。長い歴史があるマサリク大学ですが、きしむ家具があるような古い教室を、もう見かけることはないでしょう。

魅力４：未来へ向けたデジタル化。

21世紀に入り、マサリク大学も未来へ向けたデジタル化を進めています。マサリク大学の情報システム（IS）では、今まで、当たり前に手間や時間がかかっていたことが、ほとんど電子的に処理できるようになっています。また、大学構内にはWi-Fiが完備されており、いつでもISで、先生方と意思疎通ができ、宿題や予習に必要な読み物もISで見つけることができます。さらに、ICカード一枚で、図書館やコンピューター室、スタディールームに入室することもできます。

次回は、PART 2を紹介していきます。