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チェコ保健省、対面授業に向けて新たなる措置 抗原検査の義務化へ

チェコ保健省、対面授業に向けて新たなる措置 抗原検査の義務化へ

4月24日、チェコの保健省は新型コロナウィルスの新たな対策措置として、大学で対面授業を受ける場合、毎週1回の抗原検査、又はPCR検査による陰性証明の提出を義務付けました。

マサリク大学は、この抗原検査の義務化にいち早く対応し、大学での検査体制の拡充を図っています。Brno Exhibition Centreに抗原検査の特別会場を設け、学生が検査を受けやすくしました。月曜日に授業のある学生は、週末でも朝8時から夕方16時まで検査を受けられます。

Brno Exhibition Centreでの検査は、日頃学生が利用する情報システム(IS)から簡単に申し込むことができます。予約が完了すると、携帯電話に予約完了通知とQRコードが送られます。学生は健康保険証とQRコードを受付に提示して検査を受けることができます。

大学以外の他の医療機関で行われる検査や、簡易キットを用いた自己検査による陰性証明でも認められます。自己検査の場合は、授業の開始直前に検査をする必要がありますが、ISに陰性証明を登録すれば、授業を受けることができます。

マサリク大学だけでなく、カレル大学でも同様の取り組みを始めています。ワクチンが普及するまでの間、抗原検査やPCR検査を義務化することで、安全性を確保しながら、実習授業に臨めるようになりそうです。