マサリク大学、医学シミュレーションシンポジウムを開催!
今年のチェコ共和国のシミュレーションシンポジウムは、マサリク大学シミュレーションセンターにて開催されました。シンポジウムは4つのセッションにて行われ、導入部分では、Petr Štourač氏がチェコ共和国におけるシミュレーション教育について紹介し、マルタ島セントジュリアンズからのゲストであるAnne-Marie Camillieri Podesta氏が成人教育における教育者の役割について発表を行いました。1つ目のセッションの締めくくりとして、Jitka Blažková 氏より、シミュレーション医療における助成金についての案内がありました。
2つ目のセッションでは、チェコ共和国の各医学部関係者が各々のノウハウを共有しました。3つ目のセッションでは、歯学に関するトピックについて、たとえば、歯学部の学生の教育に手術用顕微鏡を組み込む方法などについて話がありました。
そして、最終セッションでは、シミュレーション教育における様々な課題に焦点が当てられ、グループワークやワークショップを通して、特定のトピックについて議論が行われました。シンポジウムのプログラムとして、他にチェコ共和国医学部長協会と医学シミュレーション学会委員会の会議も実施されました。同日、希望者に対しシミュレーションセンターの見学会も行われています。