国立カレル大学医学部

国立カレル大学医学部

トップレベルの教養と伝統をあわせもつ

カレル大学は1348年に神聖ローマ皇帝兼ボヘミア王によってプラハに設立された、中欧において最古の国立総合大学です。その刻まれた歴史には、物理学者アルバート・アインシュタインが教壇に立ったこともあり、多くのノーベル賞受賞者を輩出しています。大学は、17の学部と4つの教育施設からなり、50,000人を超える学生が在籍しています。そして、カレル大学医学部は、「世界で最も歴史のある大学医学部の15校」の一つに選ばれました。
チェコ国内のみならず、世界の18,000にのぼる高等教育機関の中でも、上位2%にランクインされるなど、世界でも注目を置かれている大学です。
(Academic Ranking Worlds Universities 2013, QS World University Ranking, Times Higher Education World University Ranking2013参照)

大学概要

医学部設立 1348年
大学総学生数 約50,000人
医学部学生数 約3,400名
医学部英語プログラム学生数 約800名
専攻 医学部(第1~第5学部)、薬学部、カトリック神学部、プロテスタント神学部、法学部、美術部、科学部、物理学部、教育学部、社会学部、スポーツ学部
カリキュラム

医学部のコース内容はこちら

予備コース内容はこちら

留学生の主な出身国 ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカなど

General Medicine(医学部本コース)

医学部本コースは6年制であり、入学してから3年間は主に理論的な授業を行い、1~2年生は基礎医学の知識基盤を固めます。主に、授業は、講義と実習(セミナー、顕微鏡レッスン、実験室作業)で構成されています。3年生からは、外科学・内科学の基礎、薬理学、病理学を履修します。4年生からは、病院で学ぶ臨床科目を集中的に勉強します。6年生は一年間病院研修になります。病院研修は、チェコ国内または海外の病院で行うことが可能です。日本で病院研修を行うことも可能です。
期末試験のほとんどの科目が、筆記試験だけでなく、口頭試問が行われます。これは、実際に医師になった時に、患者に寄り添った問診ができるコミュニケーション力を高めることを意識しているからです。
6年間の医学部カリキュラムを通して、最先端の知識と技術を修得できる教育プログラムとなっています。

Medical Preparatory Program(医学部予備コース)

カレル大学は、医学部に入学するための準備コースとして、医学部予備コースを提供しています。予備コースは、プラハから車で45分程の街、ポデブラディ(Podebrady)のスタディセンターで実施されます。
ポデブラディは、プラハから50㎞程に位置する温泉やスパで有名な街です。キングジョージの歴史的記念式典、ファマド演劇祭など、毎年イベントが開催され、地元の人たちだけでなく観光客で街中が活気づいています。予備コースは全寮制であり、入学当初は、寮生活となります。二人部屋ですが、空き状況により、一人部屋をリクエストすることができます。寮には、自習室、コンピュータールーム、キッチンが備わり、生活環境も整っています。

プラハ

カレル大学第一医学部は、チェコ共和国の首都であるプラハにあります。人口は約118万人。歴史的には、モーツァルト、ベートーヴェン、ワグナー、ベルリオーズ、ドストエフスキー、アポリネール、ロダン、ココシュカなどがプラハを訪れ、その素晴らしさと歴史的意義を称賛しました。また、ユネスコは1992年にプラハの歴史的中心地を世界遺産に登録しました。1989年の共産主義の崩壊以来、プラハはヨーロッパで最も人気のある観光地となっています。

プラハは文化的に大人から子供まで、誰もが楽しめる要素が詰まった都市であり、街ではいつも何かしらのパーティーやイベントが催されています。自然災害や戦争に見舞われた歴史があるにもかかわらず、何世紀にもわたって、王、芸術家、市民によってプラハの歴史的建築は保存されてきました。また、プラハは宗教政権によって数十年間西洋人から封鎖されてきた歴史から解き放たれた現在では、ダンス、音楽、近代芸術、デザイン文化などの発展に向けるエネルギーに溢れ、世界最高の音楽祭、芸術祭、スポーツイベントを誘致するほどに、芸術文化の発展を肌で感じられる都市になっています。

プラハ城、聖ヴィート大聖堂、旧市街広場、ロレート、旧ユダヤ教会などを訪れると、ロマネスクからルネサンス、アールヌーボー、キュビストまで多彩な建築様式を堪能することが出来ます。また、セント・アグネス修道院では、中世と初期のルネッサンスの絵画を鑑賞することが出来、プラハにはアルフォンス・ミュシャのアール・ヌーヴォーの作品を観られる場所が多くあります。音楽や舞台芸術においては、プラハにはナショナル・オペラ座、プラハ・フィル、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、ブラック・ライト・シアターなどがあり、学生にも非常に人気があります。

大学附属病院

チェコ国内最大規模を誇るカレル大学附属病院

カレル大学付属総合病院は、200年以上の伝統と歴史がある大学附属病院です。
同病院は、カレル大学を含めた医療機関との共同研究を通して、より優れた治療方法を追求しています。それにより、患者に寄り添った治療を提供し続け、開院以来、入院患者は約6万人、外来患者は136万人以上にのぼっています。外科・内科などの診療部門以外に、患者の健康維持を目的とした医療センターがあります。こちらでは、24時間無休で患者を受け入れ、集中治療も施されております。また、集中治療室、思春期の青少年が抱える精神的な問題にも対応した小児科専門の診療所があります。通院する患者との継続的なコミュニケーションを大切にしています。カレル大学附属総合病院以外にMotol病院、Thamayer病院、Nabulovce病院、軍事総合病院があります。どの病院も地域住民から人気がある病院です。
救急患者に対して迅速かつ的確な治療を施す附属病院での医療研修は、医学生にとっては技術と知識を深める良い機会となっています。英語を話せる医師が多く、国際色の強い附属病院なので、世界での活躍を目指す医学生にとって非常に優れた臨床現場です。附属病院が5つあることは、様々な専門分野を進路に持つ医学生の医修先の選択肢を広げています。

学生寮とアパート

医学部の新入生には、学生寮が確保されています。学生寮は、基本的に二人部屋です。プラハ周辺に数カ所の寮があり、希望により選べます。カフェテリアがある寮やキッチン付きの部屋もあります。多様な国の学生と生活を共にするので、英語力も自然と身につきます。インターネットの利用も可能で、日本と比べても低料金で利用できます。
大学キャンパスからの通学圏内にアパートを賃貸することもできます。プラハのアパートは、家具や電化製品が予め揃っている「家具付きのアパート」と「家具なしのアパート」があります。家具なしのアパートは割安ですが、初期費用がかかるので、入学してすぐの留学生の場合は、家具付きアパートが便利です。日本のワンルームアパートよりは部屋は広めで、リビングとベッドルームが別になっている間取りが多いです。首都プラハにあるので、生活する上で必要な必需品はすぐに購入することができ、医学の勉強を行うには最適な環境です。家賃の相場は、6万円程度/月~です。

医学部留学生会 MEDSOC

MEDSOCは、試験対策や勉強会等の学術的なことにとどまらず、ハロウィーンパーティーなど、様々なイベントを企画しています。サッカー部やバスケットボール部のようなスポーツクラブもあります。MEDSOCは、非営利であり、入会条件などはなく、全学生がイベントや活動に参加する資格があります。