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MARTIN VOKURKA准教授が新学部長に就任

2020年9月30日、カレル大学学長のTomáš Zima教授により、医学部の新学部長にMartin Vokurka准教授が任命され、その就任式が執り行われました。通常、就任式はKarolinumと呼ばれる歴史ある大講堂で行われますが、今回はコロナウイルス感染防止の観点から、学部長室の会議室に変更され、理事会の限られたメンバーのみが出席しました。

「現在、我々は感染拡大による危機的な状況と向き合わねばならず、この異例の就任式となりました。通常なら大講堂のオルガンの荘厳な音色の中を堂々と歩いているはずが、会議室に限られた人数でいつものスーツを着て座っているのです。しかし、これは重要なことではありません。今の状況にどう対処し、この事態をさらなる発展のための挑戦としてとらえるのか。何より、どのように教育の質を保ち、上手く管理し、互いの声に耳を傾けるのか、また科学的に対処し、自分たちを高めていけるのか、が問われています。我々は成功すると確信しています。」とVokurka准教授は就任スピーチで述べました。

さらに春以降、学部の講師と学生そして社会が教育と臨床の分野で彼らの活動を支援してくれた努力にも触れました。「この数週間の間、在任そして新任の学部の経営陣や教師陣、学生たちはこの不透明で変化し続ける状況の中で、新学期をスタートさせるための素晴らしい努力を重ねてくれました。私は、皆さんのプロ意識や勤勉さだけでなく、熱意とユーモアさえも含む幅広い人間性による力強い支援を感じます。我々が楽観的でいられるのは、我々全体の決意や熱意があるからこそなのです。」と学部長は職員、また新入生や就任式に参列するはずだった人々への謝意を表明しました。

「私は全力で職務に取り組み、学部の発展と、そこが我々にとって最高の教育、研究の場となり、確かな友好の場となることを約束します。」Vokurka学部長はこの学部長の誓いにより、常に学部の安泰と名声を守り、学部の将来にかかわる決断の際には学生や教職員の利益、医学知識の発達を常に考慮することを約束しました。